日サロ~開業まで(前編)
日サロの聖地といえば柏。多分、柏が日本発祥の地じゃなかったかと思う。
渋谷や池袋よりも先だったと思うよ。
▼柏の中でもイリオスが最も老舗。マツコ会議でも取り上げられて去年の12月に放映された。。。
柏にイリオスがオープンしたあの時代、今は無きサンプレイ・トレーニングセンター柏に毎日のように通って黙々とトレーニングを行い、ボディビル・コンテスト出場を目指していた。
1987~88年頃の話ね。
イリオスは当時、個室じゃなかったし外装も内装もマシンも今みたいにゴージャスじゃなかった。
ただ無造作に日焼けマシンがフロア内に置いてあるだけだった。
当時は社長自ら店頭に立って運営されておられましたが、その後瞬く間に次から次へとチェーン展開していく過程が恐ろしい程早かった。 バブル真っ只中 + ブーム到来したからね。
正に時代を先取りした先駆者だったわけだ。
初めて日焼けマシンを利用したときは、曇っていても雨が降っていても人工的に日焼けができて、大会を目前にしたボディビルダーにとっては非常に便利なアイテムだと思ったね。
日サロができる前までは外で焼いたり稲毛海岸とか九十九里まで行って焼いていたからね。
1988年は頑張って減量もトレーニングもしていたからお金はないけど入賞するために日サロにも随分と注ぎ込んでいたんだ。
回数券買って時間ができるとせっせと日サロに通っていたね。
水分もかなり制限していたからマシンに入っている時に脱水症状になってフラフラになって倒れそうになった。
あまりにも真っ黒にしずぎたため、当時勤めていたスポーツクラブの上司から真顔で怒られた。
そんなツラして接客なんかするな!と怒鳴られたもんなー。
間もなく日焼けブーム到来で、立て続けに柏にも全国にもどんどん日サロが出来ていった。
1990年頃はヤマンバギャルまで出現するほどエスカレートしたけど、鈴木その子によって徐々に下火になり、2000年には浜崎あゆみの影響で一気に美白ブームになった。
そうなるともう歯止めがきかない。
日焼けすること自体沈静化し、それまで絶頂だった日サロがバタバタと閉鎖していき、年を追うごとに激減していくのでありました・・・・ 続く。