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執筆者の写真中村龍也

タイル職人始めました。

❖ メッチャむずいタイル貼り


ジム廃業から再開を目指して奮闘するブログ!

タイル職人になったつもりでタイル貼りに挑戦です。

タイル貼りの順序としては大まかに7工程ありました。

ど素人ですが、自分でできることは全てやってみます。

工程通りにやらないとタイルに強度が増さず割れてしまう原因になります。

タイルの下は下地・アマ・バサモル・圧着アマ・の4層にもなっています。

主な工程は、

  1. 床にタイルを仮置きして、必要に応じてタイルを寸法に合わせて切っておく。

  2. 撒きアマを作って下地に撒く。

  3. バサモルタルを作ってアマの上に木鏝を使って下地とバサを密着させる。

  4. タイルとバサモルを圧着させるアマを作りバサモルの上にアマを塗る。

  5. タイルの裏面にもアマを塗ってからタイルを貼っていく。

  6. ゴムハンマーやビブラートを使用して下地とタイルを均等に圧着させる。

  7. 目地入れをしてタイルを綺麗に磨いたら完成。

この他にも水糸を使って割付とか、水平器で正確にとか幾つかの工程はありますが、職人のように手際よくできるわけもなく、素人にはそんな余裕がなくて、作業している間にセメントがどんどん乾いて固まってきてしまいます。

ですので、素人的な戦略が必要であると感じたので細かい工程は省くことにしました。

一気にやらずに細かく分散して何日もかけて徐々に進めていくしかないと判断しました。

素人が一番多く失敗するのがタイルの浮きです。

タイルと下地との密着が甘いと中が空洞になって、浮きが出てしまいタイルが脆くなってしまいます。

失敗した人の例です。参考になります。こんな感じでタイルの裏側にアマが全く付いていないと強度がなく、浮き・剥離する原因となり全部やり直しになってしまいますので、密着貼りをしていく必要があります。

色々調べていくと、密着させるアマを調合・撹拌して貼っていくには素人には難しいと判断しました。

浮きがあるとやり直しするのに物凄く労力と時間とお金がかかるので、浮きを確実に無くすために値が張りますがタイル専用圧着セメントを大量に購入しました。

ただ、通常のセメントで撹拌したものより遥かに圧着力が強い分、貼り付け作業が難しいので結構苦戦します。

どうしてもタイルに若干の高低差が出てしまい、思い通りにはなかなかいかないですがそこは諦めることとします。

不自然な体勢で神経を使いながら作業していくので、タイル職人の苦労が身に沁みます。

タイル職人は体力と根気とセンスが問われる職業なんだと実感しました。

殆どの人が1年も経たないうちに現場から去っていくというのが理解できます。

実際に自分でやってみると、思っていた以上に難しく奥深いものです。

とにかく始めたからには何日かけても完成するまで淡々とやっていくこととします。

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